Ryet
2017-05-18T12:00:00+09:00
何がしたいかわからない人はまずこの資格を取れば役に立つ!
2018-10-18T04:14:16Z
何から始めるかは意外と難しい
何か資格を取りたいとは思っているけど何から始めればいいのかわからない、何を取ればいいのかわからないと言う方もきっといらっしゃるでしょう。
基本的にはどう言った職種を目指すのかと言った方針を立てて選んで行けば良いと思うのですが、それすらわからないとなると前に進むのに苦労しますよね。
この記事ではそんな方の参考になるであろう資格をたくさん用意してみました!
まず汎用性が高く1つ取得するだけで様々な選択肢が見えてくる将来性の高い資格を紹介します!
そのあとは就活にちょっと不安を抱えている学生などにおすすめの+αとして有効な資格を紹介していこうと思いますので是非参考にしてみてください!
将来性・汎用性の高い資格を厳選
まず1つ取得するだけでかなり幅広いジャンルの業界で活躍できる資格や将来性の高い資格を紹介していきます。
普通自動車免許
最も使える資格1位!
こんなのとっくに持っている!と言う方も多いでしょうが、まだ若かったり都会住まいで特に免許が必要のない環境だったりすれば持っていない方も一定数おられます。
ところがハローワークの求人票の資格要件で最も多いのが普通自動車免許です。
普通自動車免許を取得するにはお金も時間もかかりますし、いざと言うときに焦らないよう、早いいうちに取っておくべき資格です。
普通自動車免許の取り方 運転免許は使える資格堂々1位です!
普通自動車免許の取り方や費用をわかりやすくまとめました!運転免許が必要となる仕事は多く普通自動車免許は使える資格No.1と言えます。
MOS
Word,Excelが使えることを証明する使える資格です
求人票に「Word、Excel必須」と書かれることも多い今、ワードやエクセルくらい使えなければならないなと感じている方も多いと思います。
MOSはマイクロソフトオフィススペシャリストの略でこれらアプリが使えることを客観的に証明する国際資格です。
パソコンを使わない企業はもはやほぼ存在しませんので、これらが使えることは面接でのアピールになりますし、ウケの良い資格でもあります。
今でもあるのかわかりませんが昔はワード・エクセルが使えるのかと面接で聞かれて思いっきり嘘をついて入社し、まわりを困らせたと言うことも見られました。
この資格を持っていると言うことは嘘ではないことを証明することにもなりますね。おすすめの資格です。
MOSはExcelが使える事の証明資格!就活前に絶対取得すべし!
MOSはパソコンが使えることを証明する資格であり就職に強いです。エキスパートまで行けば求人票のWord,Excel必須にビビらなくなりますよ!
簿記2級以上・IFRS検定試験
若いうちに取っておきたい!
簿記とは会計技術のことであり、この知識を備えておくことで企業内の経理部・総務部等事務系の就職も見えてきます。
簿記検定はいくつか種類がありますが最も有名な「日商簿記」は3級<2級<1級の順に上位資格となり、2級以上から役に立ってくると言えます。
最上級の1級は難易度の高い資格ではありますが知名度の高い資格であるだけに目に留まりやすいですのでできれば1級取得を目指したいところ。
日商簿記1級は独立開業も可能な税理士試験の受験要件のひとつにもなっているため将来の選択肢のひとつにもなるでしょう。
また現在日本ではお金の教育を受けたことがある人はほとんどいませんが経済大国アメリカやイギリスでは小中学校でお金の教育を受けているため、経理の知識はいずれビジネスパーソンの常識となる日も来るかもしれません。簿記の知識を身に着けておくことで損することはないでしょうし、できるだけ早いうちから取得しておきたいところです。
簿記1級まで取得することができれば今後の進路として税理士、公認会計士、経営コンサルタントなども見えてきますので汎用性の高い資格と言えます。
また簿記のテキストは他の資格のテキストよりも平均するとかなり安いので、お金がないけれど独学で何か始めたい人にも良いのではないかなと思います。
簿記とは何かわかりやすく解説!日商簿記1級2級3級の価値
簿記検定の中で最もメジャーなのは日商簿記。1級2級3級とあり最難関の1級は価値が高いぞ!初心者にも簿記とは何かわかりやすく説明!
また既に簿記を持っているならIFRS検定試験も非常におすすめです。
国際会計基準IFRS(イファース)に関する国際資格ですがグローバル化に対応するため上場企業をはじめ徐々にIFRSを採用する企業が増えてきています。
求人も多く転職にも強く将来的にさらに需要が高くなることも想定できますので経理として活躍したい方はこちらもチェックしてみてください。
IFRS検定を徹底解説!転職に強く将来性も高く難易度も中程度
近年話題のIFRSとは何かを理解すればIFRS検定のアツさがわかる!現時点でも求人が多く今後も高需要が見込める将来性の高い資格ですよ!
TOEIC750点以上
英語力をあげておいて損はしない
ご存知TOEICは英語の資格であり、有名な英語の資格は複数ありますが日本での就職において最も有利に働く英語資格がこのTOEICだと言えます。
英語力は多くの会社で評価されますし、今まで英語がまったく必要なかった会社でも、外資と合併したことで急に必要になったりする例もあります。
英語くらい今どきできる人も多いし…と思う方もいるかもしれませんが、今現在でも英語の教材は数え切れないほどありますし、話せるようになりたいと言う方は非常に多く、現在進行形である意味あこがれのスキルでもあります。
TOEICの点数は当然履歴書にも書けますし、英語力のアピールになります。800点以上であれば外資系企業への就職も見えてきますし、できるだけ点数はあげておいたほうがよいでしょう。
英語を勉強する過程で全国通訳案内士に挑戦してみようと思えるかもしれませんし、海外での就職を考えるようになるかもしれません。
ちなみに豆知識として…TOEIC公開テスト840点以上であれば今紹介した全国通訳案内士の英語の科目が免除となる特典があります。またTOEIC500点程度の英語力があれば高収入が狙える資格の1つである水先人を目指すこともできますよ。
TOEICとは 何点から履歴書に書けるのか覚えておこう!
TOEICとは今の日本において企業に英語力の証明としてアピールするのに最もてっとり早い試験!新卒が取るべきスコアから外資系狙いまで!
中小企業診断士
この資格が役に立たない職はない!
業務独占も必置義務もない名称独占の資格ですが、ここ最近人気急上昇している国家資格です。
コンサルタントスキルは多くの企業で必要とされるため就職に強いのはもちろんのこと、とにかく汎用性が高く、多くの資格と併用することで効力が大幅にアップする火力抜群の資格と言えます。
今現在少し弱くなりつつある士業も中小企業診断士と組み合わせることで強くなりますし、中小企業診断士の資格が役に立たない職業はないとすら言えます。
社内でも高く評価され、就職にも強いため、難易度の高い資格ですが取得しておくとさまざまな道が見えてくると思います。
中小企業診断士 試験の難易度は高いが火力抜群な役立つ資格
中小企業診断士とはコンサルタント系の人気資格。汎用性が高く使える資格ですよ。試験の難易度、合格率、科目免除など重要情報は要確認!
衛生管理者
再就職に強い資格として知られています
従業員が常時50人以上いる事業場では衛生管理者の設置が義務付けられています。そんな衛生管理者に選任することができる要件のひとつに「衛生管理者免許」と言うものがあります。
基本的にはすでにいる社員に衛生管理者免許を取るように会社命令として言われ、その社員を衛生管理者に選任すると言う流れですので衛生管理者免許を持っていることで就職にものすごく強いと言うことはイメージしにくいかと思います。
ただ急成長している会社ではすぐに必要な人材であったり、また地方では結構不足していると言う話も聞きますのでいざというときに役立つ可能性が高いです。衛生管理者の強みは特定の業者だけが必要とするものではなく、どんな企業でも一定人数いれば設置しなければならないと言うところです。
資格が必要とされる業種も幅広くなりますし、衛生管理者を設置しなければならない人数は大企業ほど多くなりますので大企業でも衛生管理者免許を持っていることは参考にされる可能性もあります。
ただちに役立つかどうかは不明なところもありますので自腹で無理して取得することもありませんが、例えば会社命令で取るように言われたときなどはめんどくさい気持ちもわかりますが挑戦してみても良いのではないでしょうか。
ちなみに第一種・第二種の合格率は50%前後と難易度も低めですよ。
衛生管理者免許は難易度低め+転職・再就職にも有利な資格!
衛生管理者免許は役に立たないと言う方もいますが今すぐ役立たなくても不況に強い資格と言われていますのでいざという時役立つ可能性大!
宅地建物取引士
就職に強く、様々な道が見える
不動産業の営業所に5人に1人以上、宅地建物取引士有資格者を置かなければならないと法律で定められており、そのため就職に強いと言われている資格の代表格です。
今は不動産業に就職する姿が見えなくても、私たちが生きている以上、不動産に関するトラブルがまったくないとは言えません。
例えば賃貸のマンションを借りていて、その上で発生するトラブルは多くの方が経験しており、SNSやYahoo!知恵袋でもその手の悩みはたくさん投稿されています。また不動産に関わる機会がまったくない企業はほとんどないとも言えます。
専門知識を身につけておけば個人のトラブル回避はもちろん、不動産業への就職に限らず、商社や大手企業の不動産部門、金融系への就職も見えてきます。
宅地建物取引士(宅建士)試験の難易度を変える別れ道がある!
就職に有利な宅地建物取引士(宅建士)勉強中の方は必見!やる気の出る情報を集めたよ。試験の難易度、合格率、資格の強さ、+α情報まで!
電気工事士2種
就職に強く、自分自身にも役立つことも
この資格は就職に強く、40代以上の再就職にも強いと言われている資格ですが、合格率は50%以上かつ受験資格に制限がないという比較的だれでも挑戦しやすい資格です。
電気工事士2種の上位資格として1種がありますが、1種を受験するには実務経験が必要となります。
電気工事士2種では扱える範囲は広くありませんが、自宅での小規模な電気工事を行えるようになりますので、配線や機械が好きな方にとっては非常に便利な資格で、自分自身のためにも役に立ちます。
電気工事士として働くことを今は考えられなくても電気が好きな方や日曜大工・DIYを趣味としている方であれば電気工事士2種を取得しておくメリットは十分にあると言えますし、比較的高齢の方も受け入れられやすいビルメンテナンス業界の就職にも役立つ資格ですのでリスクヘッジとしての資格にもなります。
電気工事士は就職に強い!2種の試験は独学でも十分狙えるぞ
電気工事士試験は2種なら受験資格もなく独学でも十分合格が狙えます。2種で実務経験を積んで1種の試験に挑戦し、安定を盤石なものに!
フォークリフト免許
この画像のような荷役自動車をフォークリフトと言います
フォークリフト免許は「フォークリフト技能講習修了証」のことを指す業務独占の国家資格で、荷物を運搬するための荷役自動車を運転するための資格になります。
見たことがない方には全く縁のないものかもしれませんが倉庫業、製造業、運送業、卸売市場など様々な職場で使用されており、需要は安定しています。
倉庫でアルバイトをするときなどフォークリフトを持っていれば時給が高くなるところもありますし、要フォークリフト免許の求人も安定しており、またさまざまな職場で使用されているのでいざというときにリスクヘッジとしての資格になる可能性もあります。
ただ全く使わない業界にとっては全く縁のないものですので若干汎用性に欠けますが、フォークリフト免許は講習だけで取得できますし、最後に修了試験がありますがこの試験の合格率は90%以上(ほぼ100%とも)と言われている簡単な資格と言え、その割には需要が安定している有能資格です。
ハローワークの助成金の対象にもなっていますので取得するまでの費用を節約することもできます。
フォークリフト免許は簡単+有能資格!費用を安くする方法アリ
フォークリフト免許の合格率は90%以上と高く経験を積めれば一生モノに!手持ちの資格やハローワークの助成金で費用を安くすることも可!
外務員(一種・二種)
証券会社・銀行・保険会社などで即戦力となる資格です
証券会社や銀行などで証券取引等の勧誘など営業を行うには外務員に登録した者でなければ行ってはならないと法律で定められている公的資格で、金融業界を目指すならあらかじめ外務員試験に合格しておけば即戦力になる外せない重要資格です。
今は金融業界への就職を考えていなくても試験勉強の過程で株や投資、経済、財政、財務諸表、企業分析などビジネスパーソンとして必要な常識をひと通り学べるため就職や転職を有利に進められる可能性もあります。
試験の合格率は比較的高いので取り組みやすい資格であるのもポイントです。
外務員 証券会社や銀行に就職するなら絶対外せない重要資格
証券会社・金融商品取引業者等での営業職は外務員資格がなければできないと法で定められています。関連業界への就職・転職に有利です!
持っていると差がつく資格
単体では弱いですが複数の資格や実務経験などと合わせることで評価が高くなる可能性がある資格を紹介します。就活がちょっと不安な学生の方などは参考にして見てください。
日本の弱点でもある資源の乏しさやITへの意識の低さなど、日本全体の問題に対応する資格を集めてみました。
知的財産管理技能士
知財は国家戦略にもなるほど日本で重要視されています
著作物、商標、発明、特許、意匠…など、アイデアやデザインと言った形のない財産である知的財産は、資源の少ない日本において国家戦略として採用されるほど重要視されています。
「知的財産立国」「クールジャパン戦略」など聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
単体では弱いですが知的財産に関わる業界に就職するとき、すでに持っている技術にプラスしてこの知的財産管理技能士という国家資格を持っていると評価される可能性があります。
知的財産管理技能士は1級・2級・3級とあり1級が最上級となり難関ですが、最下級である3級は特に受験資格もなく合格率も学科60%前後・実技70%前後と高いです。
独学で取得できるレベルの資格ですが、かなりの難関である1級を目指さなくても知的財産について意識していることをアピールするには3級でも十分伝えられるでしょう。
知的財産管理技能士は需要が高い!3級は難易度も低めです!
知的財産管理技能検定に合格した知的財産管理技能士は社会的ニーズが高い!1級は難関ですが3級は難易度が低いのでおすすめの資格です
情報セキュリティマネジメント試験
IT後進国の日本で情報セキュリティ人材は不足しています
日本はIT後進国と言われており、日本の経営者はITに対する意識が低い方が多いです。そんな中サイバー攻撃件数は増加している上に手口も巧妙化しており脅威も増大していますが、それに対応することができる情報セキュリティ人材は国内のユーザー企業において約8万人不足している言うかなり深刻な状態です。
情報セキュリティマネジメント試験と言う資格はこの深刻な状態に対応するために2016年に新設された新しい資格です。そしてご存知の方も多いでしょうが資格と言うものは新設されたばかりのころは合格率が非常に高くなる傾向にあります。現在の合格率は70%程度ではないでしょうか。
セキュリティ対策に敏感になっている企業は多く、そもそも日本全体で情報セキュリティ人材が不足している現状を考慮すると、何か別の専門分野があり+αとしてこの資格を取得しておくことで目に留まる可能性はあります。情報セキュリティについての意識のアピールとしては有効ではないでしょうか。
情報セキュリティマネジメント試験は今おすすめの国家資格!
情報セキュリティマネジメント試験とはどんな資格かわかりやすく解説!新しい資格なので今はまだ受験者も少なく合格率も高いですよ!
エネルギー管理士
リスクヘッジとしての資格になることも
規定量以上のエネルギーを使用する工場(第一種エネルギー管理指定工場)のうち製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業において必置義務がある、職場で省エネを実行する資格になります。
エネルギーのほとんどを輸入に頼っている日本において省エネは非常に大きな課題です。2011年の東日本大震災時に「節電」が日本中で叫ばれていたことも記憶に新しいのではないでしょうか。
必要とされる職場が限られていることや、試験だけでなく研修+実務経験でも取得できる資格ですので人数が不足することは考えづらく単体では弱い資格です。
ですが電気主任技術者(電験)などの資格とは非常に相性がよく、ビルメン業界では電験3種・エネルギー管理士・ビル管理士の3つを持っているとかなり有利になることは有名です。ビルメン業界は比較的年齢層が高い方でも受け入れられる傾向にあるためリスクヘッジとしての資格になる可能性もあります。
エネルギー管理士はビルメンで有利な省エネ資格!難易度など
エネルギー管理士は省エネ法による、電験3種・ビル管理士と並ぶビルメン就職に有利な資格です。難易度、合格率、将来性、試験内容まとめ
防火管理者
講習だけで取得できます
多数の人間が出入りしたり、勤務したり、居住している一定規模以上の建築物において、管理権原者は防火管理者を選任して、これら防火管理上必要な業務を行わせなければならないと消防法で定められています。
この資格は最大2日の講習を受講するだけで取れる取得難易度の低い資格ですので単体では就職・転職に強い資格とは言えません。
しかし老人短期入所施設、劇場、百貨店、飲食店、ホテル、病院、地下街、事務所、学校、工場、マンションなどが一定規模以上であるとき必ず必要になり活躍の場がかなり幅広い資格ですので、+αの資格としては優秀なはずです。
今、特に何をしたらいいかわからないとぼんやり考えているなら講習だけで取得できますので思い切って挑戦してみるのもありでしょう。
防火管理者は幅広い業種で必要となる講習だけで取れる資格!
防火管理者は多数の人が出入りする場所で選任しなければならないので活躍の場がかなり幅広い資格+講習だけで取得できるアツイ資格ですよ
まとめ
いかがでしたか?
以上が「何か資格は取りたいけど何から始めればいいかわからない」という人におすすめする、今後の道が見えやすくなる資格です。
難易度の高い資格もありますので、ご自身に合わせて取れそうなものから取っていくだけでもずいぶん異なると思います。
今後も良い情報がありましたら随時追加していきますので、ぜひこの記事をシェアしてください。
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