管理美容師・管理理容師とはどんな資格か解説!講習だけでOK
資格の鎧

管理美容師・管理理容師とはどんな資格か解説!講習だけでOK

衛生的なサロン

独立開業時に必要となる資格です

管理美容師とは、常時2人以上の美容師がいる美容院において配置しなければならないと美容師法で定められている必置資格である国家資格です。

同様に管理理容師とは、常時2人以上の理容師がいる理容院において配置しなければならないと理容師法で定められている必置資格である国家資格になります。

この記事ではでは管理美容師・管理理容師について詳しく紹介していきます。

管理美容師・管理理容師の特徴

それぞれ美容師法・理容師法にて定められている資格です。

管理美容師とは

カットする美容師

管理美容師は美容師法にて定めれています

主に美容師として独立を考えるときに意識しなければならない資格です。

美容師法にて常時2人以上の美容師がいる美容院には管理美容師を置かなければならないと定められているからです。

第十二条の三 美容師である従業者の数が常時二人以上である美容所の開設者は、当該美容所(当該美容所における美容の業務を含む。)を衛生的に管理させるため、美容所ごとに、管理者(以下「管理美容師」という。)を置かなければならない。ただし、美容所の開設者が第二項の規定により管理美容師となることができる者であるときは、その者が自ら主として管理する一の美容所について管理美容師となることを妨げない。

また試験を受けなければならないのか…と思われがちですが、管理美容師は講習だけで取得できる資格です。

ただし美容師としての実務経験が3年以上あることが受講資格となっています。

管理理容師とは

理容院での仕事風景

管理理容師は理容師法にて定めれています

管理理容師も管理美容師と同じく、主に理容師として独立を考えるときに意識しなければならない資格です。

理容師法にて常時2人以上の理容師がいる理容院には管理理容師を置かなければならないと定められています。

第十一条の四 理容師である従業者の数が常時二人以上である理容所の開設者は、当該理容所(当該理容所における理容の業務を含む。)を衛生的に管理させるため、理容所ごとに、管理者(以下「管理理容師」という。)を置かなければならない。ただし、理容所の開設者が第二項の規定により管理理容師となることができる者であるときは、その者が自ら主として管理する一の理容所について管理理容師となることを妨げない。

管理理容師も講習だけで取得できる資格です。

ただし理容師としての実務経験が3年以上あることが受講資格となっています。

管理美容師・管理理容師になるには

美容師・理容師としての実務経験が3年以上あり、講習を修了することで取得できます。

講習について

講習

都道府県によって異なります

最初に書きましたようにまず受講資格として3年以上の美容師・理容師としての実務経験が必要になります。

講習の開催時期や開催回数などは都道府県によって異なります。

学ぶことは公衆衛生学美容・理容所の衛生管理になり、3日間にわたって行われます。

3日間は3日連続ではないことが多く、あらかじめ開催日が決まっています。

まとめ

コーヒーを飲む男女

いかがでしたか?

以上が管理美容師・管理理容師に関する大まかなまとめになります。

特殊な資格になりますが、私たちが当たり前のように享受している美容院・理容院における清潔感を支えている非常に重要な資格と言えます。

少しでも参考になれば幸いです。